うちの母は、ケセラセラ♪

浅草寺大開帳

今年は、昭和本堂落慶五十周年の年です。


かつての国宝「浅草寺慶安本堂」(1649)は
東京大空襲により消失しましたが、昭和三十三年十月に
浅草寺昭和本堂が落慶しました。


今年が五十周年にあたり、「記念大開帳」が奉修されます。

十月十五日(水)〜十一月十六日(日)



<628年以来のご本尊は秘仏ですが、比叡山三世天台座主
慈覚大師円仁台下謹刻のお前立御本尊をお参りできると共に、
お前立観音様とお手綱により結縁できます>


浅草寺は、昔、2人の漁師が釣り上げた観音像を奉ってあると言う話しを
聞いた事があります。


今年の大浅草祭りは、それに伴い、色々な催し物が催される
ようです。


「金龍の舞」「白鷺の舞」「東京時代まつり」「浅草おどり」
平成中村座」 などなど・・・


平成小判
記念小判が発行され、仲見世と奥山風景に両替所があって
一枚参百円で小判を両替し、期間中、奥山風景や仲見世
買い物が出来る小判だそうです。
浅草寺でご祈祷をお受けした小判だそうで、
持っていれば御利益があるかもしれません。



平成中村座」が、浅草に戻って来ました。
十月二日(木)〜十一月二十五日(火)


中村座建設中の時  今年は観音裏境内で。




この中村座の公演は、初回と二回目の隅田公園内での上演の時
二回、母と行っています。
チケットが、なかなか取れないのを旦那が取ってくれたのです。








中村座の座席は昔の芝居小屋を模して作ってあるので、
座席も一風変わっています。


浅草槐の会のHPより



平成中村座・座席表

松(1階平場) 105席
竹(1・2階) 596席
梅(2階) 72席
桜(2階) 24席
お大尽 4席
客席総数 801席



桜席は、2階席で、ちょうど舞台の上にあって、緞帳が下がると
舞台と一緒に隠れてしまう席です。
緞帳が下りた後も舞台上を見る事が出来るので人気の席です。


松席は一階の平場席です。
その他、大尽席が四席、
花道の手動すっぽんなど、
趣向を凝らした作りです。




「法界坊」を見に行った時です。
ちょうど、母と私の隣の席には、浅草の手拭い屋の若旦那が
半玉さんを連れて見に来ていました。


お芝居の途中で、勘三郎扮する法界坊が、突然、花道を走って来て
私達の方に向かって、「ありがとうございます。お大尽さま。
ほらほら、みんな挨拶しなさい!お大尽さまに。
沢山の手拭い、ありがとうございます。」と言って
他の役者さん達もみんなで、私達(本当は隣の若旦那)に
向かって挨拶をしました。


舞台上の役者さん達も客席のお客様達も全員、一斉にこちらの方を
見ました。
手拭い屋の若旦那達と共に大注目を浴びたのです。
なんと言ったらいいのか・・・恥ずかしいやら、面白いやら。


そして、手拭い屋の若旦那から贈られた沢山の手拭いを、
舞台上から役者さん達が、客席に撒きました。


第一回平成中村座にて勘三郎




こちらは、「義経千本櫻」を見に行った時です。
勘三郎福助と一緒に



 
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