うちの母は、ケセラセラ♪

筋肉

母は自分が痩せた事を気にしています。


7年前は今の体重より20キロ以上太っていました。


胆石の時の入院で初めの内は絶食が続きました。
食事をすれば胆汁が出て石が動くからです。
それをきっかけに痩せました。


胆嚢を取ってもまだ石が出来てしまい、繰り返し入院、
手術をして更に痩せてしまいました。



母が言いました。
「ダンジキの後は、コップ3つなのには驚いたね。」


食事の許可が出て最初は、トレーにコップが3つ。
おもゆ、スープ、ジュース でした。



以前は太り過ぎだった事は確かなんですが、
母は自分が痩せた為に、弛んで皺くちゃになっちゃったと
思っているのです。


手の甲をつまんで見て
「昔はこんな風につまめなかったのに・・・」



先日の事。

母  「私すごいんだよ!ほら見て」
と腕を曲げてポパイのポーズをして笑っています。


母  「触ってごらん。」


私  「ああ硬いねぇ。骨?」


母  「何言ってるの。筋肉だよ。」


旦那 「骨がそんな所にあるわけないでしょ。ねぇお母さん。」


私  「え? 筋肉なの? すっごいねぇ・・」


母  自慢げに 「すごいでしょう・・私こんなに筋肉あるだよねぇ。」


母  「腹筋も強いしねぇ。」
嬉しそうでした。



確かに私より硬い筋肉です。
腹筋もあります。
手術した翌日に看護士さんに「歩く練習しましょう」と
言われたとたんに、ガバっと起きあがって「いたたたた・・・」
看護士さんびっくり!
「これから起きあがり方を説明しようと思ったんですよー・・・」



鍛え方が違うのでしょうか・・・





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