パパが来た
カイのパパが、数日遅れでサンディエゴから来ました。
3人一緒に来る為にチケットをやっと手に入れたのですが、
当日空港に行ったら手違いでキャンセルになっていて
乗る事ができなかったんです。
葬儀に間に合いませんでした。
カイのパパ(ダディではなくパパと呼ばれたいのだそうです)は
カイを見るなり、抱きしめて「寂しかった・・・」と言いました。
しかし・・・・
カイに感動はありませんでした。
パパが一人で感動していました。
旦那はしてやったり!
にんまり笑って、
旦那 「カイ、この人だあれ?」と母を指すと
カイ 「おっかあーさん」
旦那 「このひとは?」と今度は私を指さし
カイ 「○○」 と私の名前
旦那 「じゃあこの人は?」 と今度は自分
カイ 「パパ」
旦那 「やったぁ! カイ! いい子だねぇ。」
カイのパパは苦笑い
かなりショックだったようです。
翌朝、目が覚めたカイに、パパは、
「カイ、お散歩行く?」
「カイ、パパとどこか行こうか?」
「サンディエゴに帰ったらね・・・」
目覚めたばかりのカイにしつこく言い寄るパパ。
カイ 「ニョー!!」