お手玉
こんなものを母が出して来ました。
母が昔、縫ったお手玉です。
母の着物や、着物の裏地で縫ったものです。
下の写真の最初のは紫にラメが入っているように見えます。
母に聞いたら、母の羽織だったもので作ったのだとか。
漆の反物で羽織りに仕立てて着ていたものだそうです。
漆の着物ってあるの?
調べて見ると 『摺箔』 と言うものを見つけました。
生地に少量の漆で模様の形を塗り、その上に金銀箔を撚れないように
載せていく技法のようです。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より
でも母は、漆の糸で織った反物だと言いました。
とすると上記の技法ではないのかどうか・・・
勉強不足でまだ調べが足りません。
始めはピンク地だったのを、途中で紫に染めたのだそうです。
そしてお手玉になりました。
これが、もともとの生地です。
柄は、狢菊(むじなぎく)
淡いピンクに銀糸がきらりと。
こちらは、羽織の裏地で作ったお手玉だそうです。