うちの母は、ケセラセラ♪

2010年の寒餅


昨日は予報通りに本当に雪になりました。
暖冬の影響でめっきり雪など降らなくなった東京も
うっすらと雪化粧を見る事が出来ました。



寒中だと言うのも忘れてしまうような、
ずっと暖かい春のような日が続いていた
2010年の1月。



とは言っても寒中です。
土曜日に毎年恒例の寒餅をつきました。




寒餅はカビにくいと言ったのは、そのむかし。
今や生活も、地球も変わって来てしまっているのです。




年末についた餅は、翌日まだ少し軟らかいのを切って
真空パックにして、冷凍庫と冷蔵庫に入れた他に
短冊に切ってザルに干しました。



何年も前に買った家庭用の真空パック機、これは本当に
重宝しています。



カイに荷物を送る時も、一つずつみんな真空にして
箱詰め出来るのは便利なんです。




短冊に切ったお餅は、軽く干したのを焼いて、
薄醤油(お醤油をお湯で薄めたもの)に
ジューっとつけて食べるのが母も私も大好きです。



廻りはカリっと中はジュゥワッと。



年末年始の旅行中に、ちょうどいい具合に干されて
帰って来て食べるのが楽しみだった母。



ところが、もくろみはみごと外れました。
干しすぎです。
焦げないように、かなりよーく焼かなければ
芯が残って堅くて食べられない状態まで干されていました。



おまけに、乾燥でヒビが入り、焼いていると
ボロボロ割れてしまう。



しかも、昔は火鉢などで焼きながら食べられたのですが、
今では、オーブンで焼いてもうまく焼けない、
ガス台に網を載せて焼くも、付きっきりで焦げないように
焼くのも大変な事です。



そこで、母は考えました。
卓上のマイコンロがあれば・・・・。



そんなに大きくない一人用のコンロで、
この短冊のお餅をひとり焼いて食べる
楽しみ。
考えただけで母の顔はほころびました。





そして、これがなかなかの優れものでした。





これは実は、焼き鳥焼き機なんですが、
下画像の波上の部分を下げて
このように網の上で焼く事も出来ますが、




この部分を上に持ち上げると串が乗るように
なっているのです。



そして持ち上げた部分に串ではなくて網を乗せれば
遠火で焼き物が出来ると言うわけです。




母は当分これにはまりそうです。




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