氷マスク
2日ばかり前の朝、母の顔がいつもと少し様子が違って
見えました。
横になって寝ていて、下にしていたほうの顔が
少しむくんでいるのじゃないのかな。
私でも変な格好をして寝ていて、もしも何かが顔にあたっていて
その跡がついてしまったら、その跡が取れるのに時間が
かかる、もう若い頃のようにはすぐに元通りにはなりません。
たぶん母もそんななのかと思っていました。
母の様子は、いつもと変わらず、
お新香を出したりしていました。
一通り済んで、一息ついた時に
母 「顔が半分腫れてるでしょ?」
私 「やっぱり、なんか変だと思ったけど、
腫れてるの?」
母 「そう。ここずっと歯が痛いと思ってたら、
腫れちゃったみたい。」
そして今朝、部屋から出てきた母は、
のどぬーるのぬれマスクをしていました。
のどぬーるのぬれマスクには、ポケットがついていて、
そこに濡らしたガーゼを入れておくと蒸気で
喉が乾燥しないと言うものです。
母 「へへへ・・ここにね。氷が入ってるんだよ。」
マスクのポケットを嬉しそうになぜています。
色々な事を考える母ですが、やっぱり早く歯医者に
行きましょうね!