入院中に・・・
今まで黙っていて申し訳なかったのですが、
実は、母は、カイ達が帰った後、今年の酷暑からの疲れを引きずり、
体調を崩し、入院しました。
食欲もなく、母にしては、元気のない日々が
続いていた今月初めに外科の外来がありました。
8年来お世話になっている先生が、母を見て、
これでは、いつもの母らしくないとおっしゃって、
体力回復の為に、短期間でも入院してみてはどうでしょうかと
言われたのです。
その時、母は、入院は絶対に嫌だと言っていたのですが、
短期間だと言う事で、点滴でも打ってもらって、元気になろうと
入院を決めました。
8年前に胆石で入院してから、ずっとかかりつけになっている
病院です。
昨日アップしたストライプのポーチは、看護士さんに
あげたくて入院中に作ったポーチだったのです。
看護士さんにも顔なじみの方がたくさんいます。
(看護士さんと顔馴染みになるのもどうかなと思いますが・・)
胆石で入院中にお世話になった看護士さん、
嬉しそうに、
看護士さん 「お久しぶりです。
今でも色々なさってらっしゃるんですか?
私、作って頂いたクロスのネックレス
今でもしてるんですよ。」
その当時の入院時に母は、ビーズをたくさん作っていました。
ほとんどの看護士さんに、ビーズでクロスのネックレスなどを
作ってあげていたんです。
母も嬉しそうに、
母 「ああそう。よかった。
今でも何でもやってるの。何でもやってさえいれば
気が済むんだから。」
両手、指、を複雑に動かして見せます。
母 「手を動かしてさえいればいいんだから。
ほらよく動くでしょ。」
そして何をするかと思いきや、人差し指を鍵の形にして、
母 「これはやらないけどね。ハハハ・・・」
看護士さん 「やっぱりすごい! これだから元気なはずだわ!」
いや、間違えては困ります。
元気でないから入院したのですから。
今回は、ベッドの上でずっとレース編みを
していました。
出来上がったのが昨日のポーチです。
そして明日、退院が決まりました。
先生 「いつもの***さんに戻りましたね。
こうでなくっちゃね。」