うちの母は、ケセラセラ♪

歌舞伎柄の巾着

現在母は、旦那用の巾着を、歌舞伎座の引幕の柄で
編み始めました。




先日の事、旦那が近所に出かける際に使っていた
巾着を見て、母は旦那に巾着を作ってあげよう!と
閃いたのです。




旦那にどんな柄がいいかと聞いた所、
先日の母の提案に乗った旦那は、「緞帳柄がいいね」と
言いました。




黒、柿色、萌黄色(黒、赤茶、緑)の3色の巾着。
渋い色合いの縦縞です。





でもしかし母は、その渋い色にラメを入れて編んで
いるのです。






下の写真の3色です。
黒のレース糸に合わせているラメは、おまけで頂いた
黒ラメです。






エンジとグリーンには金ラメを引き揃えています。








こんな風に、黒と黒いラメ、エンジと金ラメ、グリーンと金ラメと
言うセットごとにジップロックに入れて編んでいます。








ラメを入れた事で、旦那が気に入るかどうかを
ちょっと心配した母でしたが、
どうやら旦那も気に入っているようで、嬉しそうに
「出来上がってもあげないよー」なんて私に言っています。




現在、結構出来上がって来ていて、なかなか良い感じなんですが、
完成前の写真を載せる事を、母は嫌がるので、
完成時までお楽しみと言う事で。




さあ、果たしてどんな歌舞伎柄に出来上がるでしょうか・・・







ところで先日、歌舞伎座さよなら講演でやった演目
の中の一つ、『助六』をテレビで見ました。




もちろん「助六」は団十郎です。
揚巻は「玉三郎」、変わらぬ美しさにうっとりしました。



その他にも、豪華絢爛すばらしい役者勢揃いでした。




番組の始め、テレビで舞台が映し出される前に、
鳴り物と共に画面いっぱいに映し出されたのが
この3色の引幕でした。




母はこの3色の色を研究するのに真剣でした。




「これは茶じゃなくて赤に近いんじゃない?」

「いや、これは茶だね。」

「海老茶だよ。」





色と言うのは難しいものです。
三人三様、それぞれの目に映った色は違ったようです。






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余談になりますが、今日のブログで、ちょうど500日目になりました。
最近では、毎日がバタバタ暮らしで、思うようにアップ出来ない
日が続いていますが、のんびりでも続けていかれるように
がんばりたいと思っています。



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これからもよろしくお願い致します。