うちの母は、ケセラセラ♪

おにぎりあります/母のカラメル

このメールも食べ物に関するメールです。




「おにぎりあります・・・」と言うのは、
いつものやりとりがあった後でのメールなんです。



前にも何回か書きましたが、




朝、私が出かける支度をしている間に、
母が大きな炭団のおにぎりを作りました。


これ、よくやるんです。




支度をしながら、ふとテーブルの上を見ると
2つお皿の上に乗ってる。




「なぁんだぁーまた作ったのー」といつものように
嬉しそうに言う私の顔を見て母は、




「私がたべたいの!
   あとでお昼に食べるんだから。」
と言って笑います。




私が、
「帰ってきたら食べるからとっておいてね。」
と言うと、



いたずらした子供のような笑顔で
「わかんないよー。 ぜーんぶ食べちゃうかも
 しれない。」と笑って私をからかいました。



そんな後のメールです。




最初から大きなおにぎり2個、母一人で
食べるつもりはないのです。



わかっちゃいるけど、娘がいつも同じ事を
言うから、母もそう言い返すんですね。







そして、プリン




母が作ってくれたカラメルで作りたいと
思いつつ、なかなか作れないでいる私です。




あの時・・・・・


一昨年一度退院した時に、
なぜ母は、思い立ったように、カラメルを
たくさん作ったのか・・・




病院の売店で買ったプリンが美味しかったけれど、
カラメルがちょっと足りない。
家に帰ったら絶対カラメル作るんだ!
そう言った母。




いま考えてみると、でもだからと言って、
なぜあの時しなければならなかったのか。


あの体の状態でどうしてカラメルを作らなければ
ならなかったのか。



大分少なくなっていたとは言え、
すでに作ったカラメルは家にあったのですから。




カラメル作りが苦手な私に変わって、
たくさん作りおいてあげなければ足りなくなる、
と母は思い立った。
そうとしか思えません。




「お前はすぐに火傷するから危なくてしょうがない。 
私は慣れてるからね。」
と言って、私に最後までやらせなかったカラメル作り。
 (私が火傷した日記はこちら→  )




そしてその時、今まで以上に、たくさんのカラメルを
作った母は、
「これだけあれば、そうとう作れるから。」
と言いました。





レースやビーズだけでなく、色々な物を
残そうとしてくれた母。




旦那にも、旦那が好きなチャーシューの
作り方、タクワンの漬け方、蟹のさばき方などを
伝授して行きました。



チャーシューも、その一昨年の一時退院時に
母に聞きながら旦那が作りました。




「もうこれで作れるね。」と言って
母は笑った・・・なのに・・・
チャーシューがまだ寸胴の中から
出される前に、母は意識をなくしたのです。





蟹をさばく時に旦那が言います。


「こうやると食べいいでしょ? 
 お母さんに教えてもらったんだよ。」






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