口ぱく「ハッピーバースデー♪」
誕生日前に食事もケーキも頂いて、「もうないからね」
と言われていました。
夕べは、家に帰って、頂いたシュークリームがあるのを
思い出して、食事前に1つ!と冷蔵庫を開けてシュークリームを
出していると、母が、
「何食べてるの? もっと大きいのがあるよ」と
両手を広げて見せました。
私より先に帰っていた旦那が、母に何か言っています。
私が、「何? 大きいのって何よ?」と言うと、
母は、何かをごまかそうと、キョロキョロして、
「あれ」と指さしました。
友達からのバースデープレゼントでした。
でも、それは、それほど大きな包みではありません。
「これ?もっと大きいのって?」と私が言っても
母は返事をしません。
そこへ、旦那がロウソクをつけてケーキを持って来ました。
母 「ほら! もっと大きいのがあるでしょ!」
旦那 「もうないと思ってるのを、驚かせようとしてるのに・・・。
お母さん、言いそうになっちゃったから、
お母さんに、しーって言ったんだよ。
シュークリームなんて食べ始めるから、慌てちゃったよ。」
私 「なに?またケーキ買ってきたの?太っちゃうじゃないの!」
旦那 「だって、何にもないのも可愛そうだと思ってさ」
調子に乗りやすい2人は、一緒に歌ってくれました。
旦那 「♪ハッピーバースデートゥーユー♪・・・」
母も、手拍子しながら、「♪ハッピーバースデートゥーユー♪・・・」
あれ?・・・よく見たら、母は口ぱくだけで、声が出ていません。
旦那の声しか聞こえません。
でも、母は、手拍子で、口を大きく開けて、
さもコーラスの中の一員のように歌っています。
ただ声を出さずに、身振り手振りだけで歌っているのです。
私も旦那もおかしくて大笑いしてしまいました。
「なんで、そんな声ださないで歌ってるの?
変わった事するねぇ・・」と聞くと
「やってみただけ」・・・だそうです。
旦那 「面白かったね、お母さん、ビデオ廻しておけばよかった。」
どうも、一家揃って笑いをとろうとするように出来てるらしいです。
でも、面白いから、もう一度やってみて、と言っても絶対にやらないのです。
本当に、ビデオに撮っておけばよかった!
義母や、たくさんの友達からメールを頂きました。
いい誕生日でした。
友達が送って来てくれたプレゼントです。