私の編んだセーター - うちの母は、「ケセラセラ♪」

今日は、２０年以上前に私が編んだセーターを載せてみました。
その当時は、随分たくさん編みました。

当時勤めていた会社の友達が教えてくれて、一時社内で流行り
お昼休みにみんなで編んでました。
と言っても、私達仲良しグループだけの間で流行ったのですが。

私もどれぐらい編んだか覚えてないのですが、母のような細い糸は
使わず、太い毛糸で、早い時は３日で１着編んでいました。
父のや母のや、友達の誕生日にも、ご近所の方のもと、
どんどん編みました。

母と違う所は、糸の太さだけでなく、私の場合は間違えても
目をつぶってしまうと言う事、着られればいいと言う事です。

青山の会社のすぐ側のベルコモンズと言うビルに〔カランコ〕と言う
毛糸屋さんがありました。
ちょっと高いのですが、輸入物の可愛い毛糸がたくさんありました。

自分で編んだセーターをそれぞれ着て一緒に旅行に行ったり・・・
楽しかった時代です。

セーター作りの楽しさを教えてくれた友達は若くして亡くなりました。
面白くて楽しくて頼りになって、何でも知っていて、何でも出来て
そしてお茶目な、すばらしい人でした。
「吉本にスカウトされた事があるの」と自慢してた事があって、
私が、「お笑いでしょ？」と言うと、「ちがう！女優よー」と
すまして言っていたのを思い出します。

私を含め４人でいつも旅行に行ったり、食事をしたり、毎日毎日が
楽しかった。

今でも他の２人とは仲良しです。
毎年一緒に旅行に行ったり、食事をしたりしています。
２人とも、すばらしい友達です。
頭脳明晰、なんでもこなす、なのにそれをひけらかさない、
人間性もすばらしく、楽しくて頼りになる、大好きな友達です。

この会社での出会いには感謝しています。

嬉しい事に、その２人の友達を通して、私が入社する前に勤めていた
他２人とも知り合い、今では、旅行は総勢５人です。

共通の友達１人をなくし、苦しい事や楽しい事を一緒に味わい
過ごして来た友達は宝だと思っています。

いつまでもみんな元気で楽しくやって行こうね！
いつも、ありがとう！
頼ってばかりでごめんね。

長くなりましたが、今でも来ているセーターです。