うちの母は、ケセラセラ♪

バーバー

今朝の隅田公園の写真を撮りました。
曇っていて少し暗い感じがしますね。


お花見の名所の桜の葉も、ほとんど落ちてしまいました。


隅田公園は、隅田川を挟んで両側にあります。


こちら浅草は台東区側で、橋を渡ると墨田区です。
橋(桜橋)を渡った墨田区向島に有名な「言問団子」や
長命寺の桜餅」「志”満ん草餅」があります。


母は、台東区(旧東京市浅草区)千束の家から言問橋を渡って、
墨田区(旧向島区)の向島女学校まで通っていたそうです。
バス通学だったそうです。


通学時のバスは混んでいて、ある時、降りる時に自分は降りたの
ですが、持っていた鞄が他の人の体に挟まってしまって、鞄だけ
バスに取り残され、母の鞄を乗せたバスは終点の〈洲崎〉まで行って
しまったそうです。
洲崎は、東京都江東区東陽付近の旧町名で、昔「深川洲崎十万坪」と
呼ばれ、吉原と並ぶ、遊郭街があった所です。


母は仕方なく、鞄を洲崎まで取りに行ったのだそうですが、
当時のバスは、定期ではなく、回数券で、帰りは回数券が
切れてしまって、とぼとぼと歩いて帰って来たのだそうです

この部分訂正です。
先ほど、母にどうして回数券がきれたのかを聞いたら、
「そうじゃないよ。回数券がなかった訳じゃないよ。」と言われました。

鞄を探しながら洲崎まで歩いて行ったのだそうです。
なぜ歩いたかと言うと、どこかに落ちているかもしれないので、
バスが通った後を、探しながら歩いて行ったのだそうです。
帰りは、ちゃんとバスに乗って帰って来たそうです。


学校を遅刻した理由をバス会社の方に、
電話で説明してもらったそうです。


またある時、友達と2人で自転車で買い物に行った時、
橋を下っていると、友達の自転車がスピードが
出すぎて止まらなくなってしまったそうです。


母 「それでね。バーバーに突っ込んじゃったんだよ」


*1バーバー?






ところで、
昨日は、仕事の後、以前勤めていた会社の仲間の集まりが
ありました。


今でもいつも一緒に旅行に行ったり、食事をしたりする
女性5人のグループに、女性達の、たっての要望で、
昨日はメインに素敵な男性一人が加わりました。


その方は、前の会社では、私よりかなり先輩で、
私が入社した時には他の出版社に移られていたのですが、
友達を通じて、山歩きのグループに入れて頂いた事が
何回かありました。


友達と一緒に、日本の山だけでなく、台湾の玉山(新高山)も
連れて行って頂いた事があるのですが、今となっては
考えられませんね。
運動不足で、平らな所を少し歩いただけで、疲れてしまうのですから。


元、某出版社の編集長で、今も日本語教育に関しての
雑誌の監修をなさっていらっしゃっいます。
大学でも非常勤講師として日本語教育を教えていらっしゃるのだ
そうです。


仕事はもちろんの事、人間性もすばらしく、魅力的で、
楽しいお話しをたくさん聞かせて頂きました。


馴染みのお店を紹介して頂いて、
女性五人に男性一人、みんなすっかり当時の20代に
戻って、キラキラ輝いていました。
会社友達の縁が、何十年も続いているのは幸せですね。


新橋の歴史あるバーにも連れて行って頂いて、
いい気分で午前様で帰って来ると、駅まで迎えに来てくれた
旦那が、「お母さん、怒ってるよーー」と脅すのです。


「ただ今帰りましたー」とニッっと笑って家に入ると
母が上目遣いに私を睨んで「旦那、寝不足だよ」と言いました。
旦那は母が味方とばかりに、「不良むすめー」と言います。
何歳になっても、『娘』と言ってくれるのは、家の中だけです。
そして、何歳になっても、やはり母はちょっと怖いです。




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*1:床屋