入院日記その3
朝、出かける用意をしている時です。
私の携帯が鳴りました。
母 「おはよう! それで、わかった?」
私 「え? なにが?」
母 「血糖値、メールしたんだよ!」
私 「あ、まだ見てない。今忙しかったから」
母 「薬入れる小袋持って来てくれる?」
私 「わかった。 それで、血糖値いくつだったの?」
母 「ああ、血糖値ね。ちゃんと書いておいたんだよ。
あれ・・どこ行っちゃった。」
あれあれ・・・いつものね。紙に書いておいたの・・・
どこ行っちゃったんだろ。
ちゃんと書いておいたのに・・・《ひとりごとです・》
あれあれあれ、どこ行っちゃったんだろ。待てよ!
あわてるな、あわてるな・・・あわてているのは私だ!
あれ、どこ行っちゃったんだろうな・・・
あ、あ、あった! ええっと、血糖値は、138でした」
可笑しくて笑ってしまいました。