うちの母は、ケセラセラ♪

大根まつり

1月7日は、七草でしたが、近くの待乳山聖天さんの
大根まつりの日でもありました。




銀杏が素晴らしい時の写真です。
今はすっかり葉が落ちてしまってます。




この大根まつりの日にお参りすると、御神酒とふろふき大根が
頂けるんです。
昔は何回かこの日にお参りして、ふろふき大根を頂いて来ました。
ゆず味噌をのせた、ふろふき大根、美味しいんですよー。


現在は、浅草名所巡りで有名になって、人力車の観光コースにも
なって、大根まつりの日はものすごい人なので、初詣はこの日を
さけてお参りしています。



待乳山聖天(まつちやましょうてん)は
聖天様をご本尊とする「聖観音宗」お寺です。
浅草寺一山のお寺のひとつで、本龍院というのが正式な名称です。
浅草名所七福神のひとつでもあります。



《大根と巾着》
待乳山聖天さまは、お花やお線香の他に大根をお供えするんです。
お花、お線香、そして瑞々しい大根がいつも並べられています。



境内のあちこちで、大根巾着のシンボルを見ることができます。


お正月のお飾りの上を見ると大根のシンボル








二股大根は無病息災、夫婦和合、子孫繁栄をそれぞれ意味し、
巾着(砂金袋)は財宝で商売繁盛を表します。





『大根まつりの由来 』(待乳山聖天HPより)


大根は清浄、淡白な味わいのある食物として
すべての人に好まれ、しかも体内の毒素を中和して
消化を助けるはたらきがあるところから、
聖天様の「おはたらき」をあらわすものとして尊ばれ、
聖天様のご供養に欠かせないお供物とされています。


私たちはそのお下がり(おさがり)を頂くことによって、
聖天様のお徳をそっくり頂戴し、身体と、心の健康を得る
ことが出来ます。
そこで当山では昭和49年(1974年)より、毎年正月七日に
大根まつりを行い、元旦以来ご本尊様にお供えされた大根を、
フロふきにし調理して、御神酒と共にご参詣の皆様に
召し上がって頂きます。(2000食限定です)

『浅草名所七福神』


浅草名所七福神は九社寺あります。「九は数のきわみ、
一は変じて七、七変じて九と為す。
九は鳩でありあつまる意味をもち、また、天地の至数、
易では陽を表す」という古事に由来したことによります。


古い歴史を有する浅草には、観音様の境内を中心として
広く各所に、江戸文化の面影残る名跡があります。


毘沙門天 待乳山聖天
大黒天  浅草寺  (皆様ご存じの観音様です)
恵比須神 浅草神社 (浅草寺のすぐ隣です。三社祭りで知られる三社様)
福禄寿  今戸神社
布袋尊  不動院(橋場不動尊
寿老神  石浜神社
寿老人  鷲神社  (酉の祭、酉の市で知られる)
弁財天  吉原神社 (有名な遊郭があった所で、郭の鎮守の神様です)
福禄寿  矢先神社 (「日本馬乗史」を描いた100枚の絵が奉納されて
             います。)




如何でしょうか? 七福神巡りに出かけて見ませんか?



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