旦那の帽子と熱
母が編んだ旦那の帽子です。
旦那も一緒に手芸屋さんに行って旦那が選んだ毛糸です。
この色は、旦那の好きな色です。
(旦那の好きな色は、私だったら選ばないと言う色ばかりです。
しょうがないですね。皆それぞれ趣味が違うのですから・・)
昨日、旦那が熱を出しました。
PM8時、熱37.5℃
どうやらインフルエンザではなさそうです。
熱を出したり、具合が悪くて食欲のない時は、
お粥に梅干しと世間相場は決まってますが、
家の旦那はお粥が嫌いです。
もしも自分が入院する事があっても絶対にお粥は
食べないと断言するほどです。
先日のポリープを取った時もそうですが、
そう言う時は、しかたないので、煮込みうどんにします。
夕べも、旦那のうどんを煮ている時でした。
何か気配を感じて後ろを振り向くと母が黙って立っていました。
私の方を向いて、口の端が笑っています。
私 「なんでそんな所に立ってるの?」
母 にっと笑って、「いま、お餅が焼けるよ。」
私 「え!」
母 「うどんにお餅入れてあげなさい。力うどん!・・へへへ・・・」
振り返ってオーブントースターを見るとお餅が2つ入っています。
《いつの間に入れたんだろ・・・》
私 「2個も焼いてるの! 何やってるの!そんなに食べないよー」
母 「小さいお餅だから・・・熱がある時は力付けないと!
だいじょぶ、だいじょぶ」 と両腕に力こぶの振り
《余計な事してくれるんだから・・・そんなに食べやしないってぇの》
でも、食べました。完食です。
出来上がったのを持って行った時は、「えー!食べたくないよー」
と言ったんですが。
しかも 「あ! 餅が2個も入ってる!」と驚いたんですが。
うまい!と言って完食しました。
母が、「どうだった?」と聞くので、
「食べちゃったよ」と言うと
「お餅2個食べちゃった?」 してやったり!
満足げに笑いました。
そして深夜には熱は下がっておりました。