ビーズの犬が見つからなくて・・・
私達のお部屋のお姉さんは、明るく元気で、よく気がつく可愛いお嬢さん
でした。
まだまだ若い子です。
この宿の本社は、自動車教習所をやっていて、
彼女は、将来は教習所の教官になるのが夢なのだそうです。
一年間はここで修行なのだとか。
母は、彼女に自分の作ったビーズをあげたくて
話しながら、ごそごそバックの中を探していました。
ビーズで作った犬は、誰からも喜ばれるので、
初めて会った人でも話しが合うとすぐに差し上げてしまいます。
今までに、色々な色のスワロフスキーで色違いの犬をたくさん作りました。
ビーズを持って行って、旅行中に作ってあげる事もありました。
目の青い、黒い犬です。
赤い洋服を着ています。
ところが、探す時には見つからないものです。
話をしながらも暫くゴソゴソやってましたが、見つかりません。
しかたなく思わず見つかった物をあげちゃいました。
ガラスの爪磨きです。
柄違いのをいくつも買って持っています。
母は爪磨きを集めるのが趣味?
自分の爪が延びているのが嫌いで、爪が少しでもひっかかるのが
気になるのです。
綺麗な爪磨きがあると、すぐに買います。
可愛いのは沢山買って持っていて誰にでもプレゼントします。
自分は自分で爪磨きセットを持っていて、旅行にも
必ず持って行きます。
母の爪磨きです。
ところが、今回は爪切りを持って行くのを忘れました。
爪磨きはあっても爪切りがない!