色とりどりレース糸
女将さんとの約束のショールは、
女将さんが選んだ黒かブルゴーニュにラメを入れた
レースで編む事になっています。
黒ならわかりやすいのですが、女将さんが言ったのは、
濃い紫に近い色でした。
ちょうど側にあったソファーの一部を指差し、
こんな色が好きなのだとおっしゃったのですが、
微妙な色合いは難しいのです。
母は悩みました。
どの色がいいのだろうか・・・・。
そして、ひっぱり出して来た色とりどりのレース糸。
母 「どの色に近いのかねぇ・・・
もっと色々な色があったはずなのだけど、
だいぶ使ってなくなっちゃったから。
・・・こんなような色に近いのかな・・・
まだどこかにあるはずなんだけどねぇ・・・。」
手芸屋に行って見ようと言う事になっているのですが、
ラメの合わせ方によっては、良くも悪くもなってしまう。
難しい色選びです。
とりあえずネットでラメ糸だけ5色買いました。
パープル、ヴァイオレット、ゴールド2種類、マロン、
ブラウンです。
これは母のショールです。
古いものです。
和服の時にかけていました。
全体は、薄いベージュのレース糸にピンクのラメ糸の引き揃えで
編んであります。
ショールの両端に、薄いピンクのレース糸にピンクのラメで
細いボーダーを入れた後、両端は、ベージュのレース糸に
黒のラメの引き揃えで編んであります。
このショールは和服にとても映えるショールで、
母も私も気に入っているショールです。
母 「この編み方がいいかな・・・
これよりもうちょっと幅広くして・・・・」
母の骨董的レース糸の数々の写真を撮ってみました。
オリンパス40番 10g巻きです。
この糸ではこんな巾着も編んでいます。
このポーチに付けた女の子のモチーフも出てきました。
レース糸の入った箱の真ん中は、どれも細長くカッターで穴が
開けられていました。