うちの母は、ケセラセラ♪

懐かしい町

そしてもう一人の懐かしい来客は、私が子供の頃に住んでいた家の
隣の「おねえちゃん」です。



かつての下町は、ご近所もみんな我が家同然のように
出入りしていた時代。
お隣さんは本当に身近で家族同様でした。



母も「おねえちゃん」と久し振りに懐かしい話しが出来て
すごく楽しかったようです。



「おねえちゃん」も今は引っ越ししてしまいましたが、
当時の家のご近所の方々の近況などを知っていて
色々な話しを聞きました。



私の幼なじみのお父様が亡くなったと言う話しも。



母はその話しを聞いてすぐに電話。
翌日早速、私の幼なじみのお宅に伺う事になりました。





そこは、私にとって一番懐かしい町です。



お団子屋さん、お風呂屋さん、お蕎麦屋さん、
そして、郵便局、絵馬屋さん・・・花屋さん・・・
細い路地・・・すべてが懐かしい。



今はやめてしまいましたが、人の体半分ほどある大きな下駄が
看板の下駄屋さんも私の幼なじみのお家です。



この街は、今でもまったく変わっていない昔の面影そのままに。
何だかタイムスリップしたようでした。




遙かむかし、家の前のお団子屋さんの前で自分より年上の子供達に
混ざって撮れている写真があります。
一番前を陣取って腕組みしている3歳にまだなっていない
私。



お団子屋さんでは、前の縁台を見て、大人達が囁いていたそうです。
「今あそこに座ってる2人をどかしちゃうよ。きっと。」



間もなく、縁台に兄妹二人で仲良く座っているのを、どかして
一人座った私がいました。





機械からにょろにょろ出てくるお団子が面白かった。
よく遊んでいた場所。



私より少し年上のおにいちゃんだった○○ちゃんが、
今では立派なご主人です。



ここのお団子は有名で、今でも夕方には「売り切れ」の札が
だされてしまう事が多いのです。



母も旦那も私もここのお団子は大好き。
母はお団子20本と豆餅10枚にお赤飯を買いました。



が、正確に言うと、幼なじみのお宅に伺った日は、
帰る時には、お団子は「本日は売り切れました」で、
買えなかったのです。



その日留守だった花屋さんに、どうしても会いたかった母は、
翌日、ちょうど遊びに来ていた甥(私の従兄弟)と
旦那を引き連れて再び出かけて行きました。
そして今度はちゃんとお団子も買って帰って来ました。



つまりもっと正確に言うと、母は、お団子を40本買ったのです。
従兄弟の家の分も含めて。




ずらり綺麗に並んだお団子の写真、撮るのを忘れました。
食べた後に気が付いて撮った写真です。





そして、私の幼なじみのお家でも、ここのお団子を出して
下さいました。




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