月刊誌「清流8月号」に掲載されました
このたびご縁があって、月刊誌「清流8月号」に母のレース編みが
掲載されました。
8月号の特集は
糸が生み出す宝石「レース」
清流の編集をなさっているKさんには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
恥ずかしながら今回の事で、初めてこんなにすばらしい雑誌があった事を
知ったのです。
このお話しを頂いた時、実の所、母が何と言うか心配していましたが、
送って頂いた「清流」を見た母が言った言葉は、
「こんなに立派な雑誌に私がほんとに載るの?信じられないねぇ。
だって有名な人ばかりじゃないの。」
そして待ちに待った母のレースも掲載された8月号が届きました。
旦那 「お母さん、良い写真だね。」
普段、母は自分の写真を嫌がります。
でも今回掲載された自分の写真は、まんざらでもなさそう。
ちょっと照れて、でも嬉しそう。
母 「おばあさんだけど、そんなにおばあさんに見えないらしいよ。」
《なぁーんだ。
かなりお気に入りなんじゃない。》
旦那 「お母さんは、綺麗だから。
そうじゃなかったら、きっとボツにされちゃうよ。」
母 「そうかぁ・・」
なぜか納得しています。
《って事は、綺麗だって認めてるの?》
特集レースの中で、母が真剣に見ていたのは、
ボビンレース。
母 「こういうのやって見たいんだよ。
すばらしいのばかりが載ってるねぇ、ゆっくり読んでみたい。」
それにしても特集レースで掲載されている方は、
ボビンレースデザイナーの方、服飾史家の方、レース切り絵作家・・・
その中に混じって、なぜか素人の母が掲載されました。
間違い?
間違いじゃないみたい。
家族の間ではそんな会話も・・・
ありがたい事です。
どうやら、母の宝物になったようです。