うちの母は、ケセラセラ♪

♪ パピプペパピプペ ♪ パピプペポー♫


今まで長年に渡って撮った、家族のビデオを
ブルーレイのディスクに
コピーして保存していっていますが、膨大な数。


日常撮ったものや、旅でのものなど、
母の面白いビデオがたくさん撮れているんです。



その中から、



旅先には、必ず、トランプ、花札を持って行って
いました。



トランプや、花札を始めると母ははしゃいで
普段以上に面白い母になります。



花札をやり出すと、必ずと言っていいほど、
唄が飛び出す母




♪ 母 ♪ ♫


「♪ 何か言おうと 思っ ても 女房にゃ何だか 言えません
 そこーでついつい 嘘を言う♪


なんです あなた!
いーや・・べつに・・・ぼくは・・・その・・・あの


♪ パピプペパピプペ ♪  パピプペポー ♪
 うちーの女房にゃ 髭がある ♪...」   (^O^)/〜♪〜〜♫


♪ ♪ ♫




《なんです あなた!
いーや・・べつに・・・ぼくは・・・その・・・あの・・》
ここが特にうまいんです。



母の一人芝居風の歌に、旦那は可笑しくてたまりません。
笑いが止まらない   (≧▽≦)/キャハハッァ♪♪
「お母さん、うまいねぇー。
 もう一回やってよ。」



旦那も真似して
「いや、ぼくは、その あの つまり・・・
 ♪ パピプペパピプペ パピプペポー・・・」




「それじゃ音程が違うよ。」




母は、また最初から歌います。
旦那が泣いて喜んでいるのを見て、
さらに迫真の演技で、



「♪ なにか言おうと・・・・・ ♫
 なんです あなた!   ヾ(*`Д´*)ノ
 いーや べつに・・ぼくは・・その・・・あの・・・((((( ;゚Д゚))))」




旦那 涙を流して笑っています。
「ヒー 涙が出ちゃうよー お母さん、うまいー」




「なんです あなた!」のところは、ちょっぴり怖い
奥様を演じ、
「いーや・・べつに・・・ぼくは・・・その・・・あの」と
言う時、母は、肩を落として、気弱な旦那様風に
表情も変えて、1人2役するのを見て
旦那は花札どころではありません。
泣きながら笑っています。




旦那
「おかしぃーよー・・お母さん、もう一回。
 ♪ いや べつに ぼくは あの つまり その・・・
 パピプペパピプペパピプペポー・・・



母 
「ぜんぜん違うじゃない。だめだめ、そうじゃあないよ。」





母、リクエストに応えて今度は、2番。



♪ 母 ♪ ♫


「♪ 朝の出かけの  挨拶も
   格子をあけての  ただいまも
   なんーーだかビッビッ  気がひける
    (ビッッ・ビッと肩を上げ下げして)


   なんです あなた!
   いーや・・べつに・・・ぼくは・・・その・・・あの


   ♪ パピプペパピプペ ♪  パピプペポ− ♪
   うち−の女房にゃ  髭がある ♪ 」


♪ ♪ ♫





それから後の事・・・


旦那が花札で良い札を取りました。


母 「ああぁーーなぁんだー・・・いいの持ってっちゃったー」


旦那 「いや ぼくは あの その つまり・・
    パピプペパピプペ ♪ パピプペポー ♪ 」




そして、次の日も、


母が何か言うと、旦那は、
旦那 「いや ぼくは あの その・・
    パピプペパピプペ ♪ パピプペポー ♪ 」




さらにさらに・・その後、数日は・・・




♪ パピプペパピプペ ♪ パピプペポー ♪ 




と会話の後には・・旦那と私の合唱が続いたのでした。








この歌は、杉狂児さんと美ち奴さんが歌った歌です。
以前載せました、〔母の歌♪7〕ツーレロ節美ち奴さんの歌でした。
ツーレロ節は、ドリフが歌った事でご存じの方も
いらっしゃるかもしれませんが、元は、台湾民謡なのだそうです。


母は、美ち奴さんの声が好きだと言っていました。





このオリジナルを初めて聞いた旦那が、ひとこと。



「お母さんのほうが、うまいね!」








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