3秒のルール
今日アップします日記は、下書きフォルダに残っていた
日記です。
日々の出来事、忘れてしまうような、
気が付いた時に書き留めておいて、
写真がないな・・なんて、そのままになっていた日記です。
《2010年6月30日の日記より》
母は、胆石の薬や、糖尿の薬など、
朝昼晩と違う種類の組み合わせで、1回に十数個の薬を
毎日飲まなければなりません。
中には、溶けやすい薬があって、口に放り込んだとたんに溶け出す。
ちょっとでも口の中にくっついたら離れない嫌な薬もあるらしい。
その為どうやら薬への拒絶反応があるらしいのです。
いつものように薬を1つずつパッケージから出しては
コップの蓋に入れている母。
その内の1つを落としてしまいました。
いつもの事です。
パッケージから押し出す時に、ポーンと飛んで行ってしまう
事も多々あります。
外で落とした訳ではないので、カーペットに落ちた薬を
拾う母に私が言いました。
私 「埃がついてるといけないから、ふうふうってやった方が
いいよ。」
私が薬を摘んだかのような格好で、その指先にふっふうと
息を吹きかけて見せました。
すると母は、
私がやったのと同じように、落とした薬も持たずに、
薬を摘んだ格好だけで、自分の指にふうふうと息を吹きかけながら
口の前で揺らしました。
あたかも孫悟空がきんと雲を呼ぶときのように。
そして、へへへ・・・と笑いました。
大好きなワレモコウ
まだいくつかの日記が下書きに残っています。