引き出物のビーズ
昨年ＴＶでやっていたコマーシャルで
プラチナの長いチェーンが宙を舞うように飛んで
モデルの体にスーっと巻き付いて行くと言うのがありました。
プラチナのコマーシャルです。
長いチェーンには、間隔をおいて丸い（ちょっと見るとビーズに
見える）ものが付いていました。
とても美しい映像のコマーシャルでした。
母には、それがとても印象的だったのでしょう。
そして、母には、それがビーズに見えたのだと思います。
一昨年、後半、具合が思わしくなくなってからの事です。
母 「見たことある？ コマーシャル。
すっごくいいの。ながーくて感じがいいんだよ。」
あれ作ってみたいんだ・・
おまえに、とってもいいと思うんだよ。
絶対に作ってあげたい！」
私は母から聞いた時は、まだそのコマーシャルを
知りませんでした。
私 「へえ・・・それビーズなの？」
旦那 「お母さんが言ってるのは、プラチナの
コマーシャルの事だと思うよ。」
旦那にも言っていたんだそうです。
私に作ってあげたいんだって。
そして入院してからも、よくなったら絶対に私に
作ってあげたいんだって、そう言っていました。
長いチェーンを見ると、その事を思い出します。
作ってほしかった
先日のブログでも書きましたが、私の結婚式の時、
母が、式に出席して下さる招待客の女性全員に
ビーズのブレスレットを作ってくれました。
小さなポーチに入れてカゴに入れ、テーブルを廻って
母のブレスレットを一人一人に手渡しました。
先日探し物をしていて、そのビーズの写真を見かけました。
ああ・・・そうだぁ・・結婚式の時に配ったブレスレットだ。
全部写真撮っておいたんだっけ
と思ったのです。
そしてその後、それを思い出し、探しましたが、
今度は出てこない。
いくら探しても見つからない。
どこで見かけたんだっけ？？？
いつもそうなんです。
なぜ探す時には出てこないんだろうか・・・
それから何日かたって・・・
ビデオを見ていたら、その中に写っていました。
写真ではなく、ビデオの中にも写っていたんです。
再生しながら、何度もストップしたりして、
私は、必死にシャッターきりました。
ビデオの写真を撮るのは非常に難しいです。
ブレてしまって、思うようには撮れませんでした。
しかも古いビデオで撮ったもので、
画像自体があまりはっきりしていません。
三脚をテレビの前に据えて、何度か撮り直してみましたが、
思うようにはいきませんでした。
何とか見られるものだけアップします。
ビーズを始めたばかりの頃の作品です。
これらは、すべて母が頭で思い描きながら、作って行ったもので、
行き当たりばったりと私が言っていいものかどうか
わかりませんが、
本の通りに作ったものではありません。
