韓国伝統刺繍 ななさんの作品ゲットしました
外国人初の国家技術資格（刺繍技能士）を取得されている
韓国伝統刺繍「Ｋの庭」の、ななさんの作品展で、
コルムの他にもう一つ手に入れた作品を
やっと受け取りに行って来ました。
７日は母の月命日、合羽橋にあるお寺にお参りして、
そこからギャラリーのある馬喰町まで歩きました。
この日を境に週末も仕事がつまって休みのない過酷な日々に
入る為、どうしても行きたいと考えていました。
浅草は今、スカイツリーに加えお花見客でいつも以上の賑わいです。
松屋で父と母に桜餅と、母が好きだった杏にお砂糖がかかった
お菓子を買いました。
浅草駅から合羽橋まで歩いて行く途中でお花を買い、
お寺近くでコーヒーと、これまた母が好きだった
フライドポテトを買って、何だかお寺に着くまでに
かなりの時間がかかってしまって・・・
段々と雲行きも怪しく、風がピューピュー吹いて
夕方近くになってしまいました。
お墓参りの時に母といつも寄っていた、お寺のすぐそばの
おそっさまの桜は満開。
曇り空の中にも、そこだけ白く春霞がかかっているかのようでした。
墓前に供えた桜餅やポテトとコーヒーを、旦那と一緒に頂き、
いざ馬喰町へ。
本当にこの日は寒かった。
それでもギャラリーまでの道すがら、
学生の時によく通った柳橋の甘味処を見つけ、
懐かしく気持ちはあの時代へ。
作品展初日に伺った時は、仕事帰りだったので、
慌ただしく感傷にふける時間もありませんでした。
でもこの日はもうすでに暗くなりはじめていましたが、
のんびり歩く事が出来たのです。
作品を受け取った後、ギャラリーのすぐ近くで
雑貨屋「松野屋」を営んでいる先輩の店に寄って、
お茶をご馳走になり、懐かしい話しをして帰って来ました。
先輩に依ると、道すがら懐かしく横目で見て来た
甘味処は、高齢により店を閉めてしまったのだとか。
看板だけ出ていたのでした。
寂しい限りです。
先輩の店を出てからは一目散に我が家へ。
家に帰ってウキウキで開けて見て、
やっぱり素晴らしい！
穴が開くほど眺めましたが、いくら見ていても
飽きない。
母がいたら、やっぱり穴が開くほど眺めたでしょう。
あらためて、ななさんてすっごい方なんだなぁ・・・
私が、ななさんなんて呼んでもいいのかしら・・・
でもうれしい〜！！
展示会の時はもちろん触る事も、写真を撮る事も
はばかりましたが、
いま、自分の手元にある事が信じられません。
で、写真撮っちゃいました。
近いうちに額装したいと思っています。
色合いがとても綺麗で一目惚れ。
鳥が描かれた鉢から延びているお花には・・・
たくさんの蝶々が舞っています。
裏布がまた綺麗なんです。
これは、ゲット出来たからこそ見られたんだなぁ・・・
ななさん、大切にします。
ありがとうございました。
