うちの母は、ケセラセラ♪

さいざんすでふか

この日の献立は 《おでん》 だったようです。




母が旦那に送ったメールです。






何が、さいざんす、なのかわかりません。
まあ適当な事書いたのでしょう。



それにしても母のおでん食べたいざんす。




過去のブログを探したら、
なんと、母のおでんについて書いた日記が、
いくつもありました。




母の、おでんは、手がこんでいました。
袋も、2つに切った揚げの中に、
もやし、三つ葉、海老、肉、白滝、
その時々で、マイタケや竹の子、お餅などを
入れて作ります。



揚げではなくて、キャベツで作ったおでんの日記
ありました。





母がいなくなってからというもの、
夕飯に苦労するようになってしまいました(泣)






しかしながら、この冬は、私の簡単おでんが大流行。
(もちろん我が家だけの話しです)
でも母のように、袋などの手の込んだものは作らず、


好みの揚げ物を買ってきて、ダイコン、卵、
昆布、コンニャク、じゃがいも、など入れて煮るだけ。



特にちくわぶが大好きなので、ちくわぶは沢山入れます。



土日に大量に作っておけば、毎日帰って来て
すぐに食べられ、暖まるし、2人とも大好きなので
これに限りました。




そころが先日、私が、献立に悩み、
またおでん作ろうか?と聞いたら、
旦那からはいい返事が返って来ませんでした。



時期が悪いから、すぐに傷んでしまうというのです。



・・・ったく (¬з¬)




以前はよかったな・・・



仕事が終わって
私が帰るコールすると、



母 「へへへ・・・今日はね、色々あるからね。(ニッ)」



私 「え?! また何か作ったの?
   昨日のがまだあるじゃない。 何作ったの?」



母 「・・・今日はちょっっと大変だった (得意げ)」



私 「なに作ったのよー!」



母 「へへへ・・・いいもの・・テレビでやってたの
   面白そうだから作ってみた。」



私 「へぇ・・・何だろう。
   また足痛くなっちゃったんでしょ」



母 「そう・・・今もう痛くなっちゃったから、休んでるの。」



私 「なにつくったのよー。」



母 「まあ、それは帰ってからのお楽しみ。
   食してご覧じろだね。


   それと、グラタンも出来てるからね。
   帰って来てから焼けばいいように出来てるから。
   サラダも出来てるし、あとプリンも作ったよ。」



私 「なにー!、なんでそんなに色々作っちゃったの!
   そんなに毎日作っても食べきれないじゃないの。

   足大丈夫? 疲れたでしょう・・・」




こんな会話はしょっちゅうの事でした。




ときに、何も作らなかった時は、



母 「今日は、何もしてないよ・・・。」


私 「何もしなくていいよ。 
   何でもあるじゃないの。
   家にあるものを食べなくっちゃ。」




疲れていても、私達が帰って来る頃には、
何か作っておいてあげたいと思っていたのです。



母は、よく言っていました。
「何でも出来ると言う事は幸せな事なんだよ。」と。




だから、色々作った時は、例えくたくただったとしても、
とても嬉しそうでした。




近所の方々がよく言っていました。
「災害があったら、ここの家にくれば大丈夫だね。
 食べきれないほどの備蓄があるから、
 食べるものの心配はないものね。」




それなのに、そんなに毎日食べきれないよ、と
文句ばかり言っていた、今そのつけが来てしまったんです。




そんな事を言っていたから、
バチがあたったんだな・・・きっと。




ああぁ・・・何か作ってほしい・・ざんすぅ。



おでん、食べたいざんす!






いつもありがとうございます。
コメント頂けると励みになります。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ 母のケセラセラ♪フォトブログへ