魚いち再び・・・金沢おどり−最終日
母が突然、「いきいき・・・」のおばさんに
会いに行きたい！と行って金沢に行った翌々年、
にし茶屋街の峰子さんに会う為、
再び金沢へ行った私達。
あれから間もなく、こういう目的で
再び金沢を訪れる事になろうとは、
夢にも思っていませんでした。
金沢おどりが今回の金沢行きの発端だった
のですが、金沢に行ったら一番に会いたい人は、
やっぱり、魚いちのおばさんです。
最終日は、「金沢港 いきいき魚市」に行こうと
始めから決めて、連絡しておきました。
あの時・・・
意識不明から目覚めた母は、
病室からもおばさんに電話をしていたのです。
病院のベッドから、電話をした母は、
「声が聞きたくなったから・・・」と言ったのだそうです。
その事が忘れられないのだと、
今回お会いした時に初めて聞きました。
今年、退職されたのですが、
あれから私達の事を心配して、何度も
私の携帯に電話して下さっていました。
母がいなくなってから初めての再会です。
魚介類が大好きで、いつも魚いちから送って貰う
新鮮で安心な魚が楽しみだった母。
良いものが取れた時にしか送れないと言う［鮮魚直市］さん。
ほんとにこの値段でいいの？と驚くほど安く、
それだけでも申し訳けないのに、おまけもいっぱい
入れて下さって。
おばさんと母はすっかり仲良くなって、
お互いの携帯でやりとりしていたのです。
今回、
到着時間はすでに知らせてあって、
私達の事を待っていて下さった、そのお元気な姿が
見えたとたん私は駈け寄りなぜか涙が出ました。
息をつくのも惜しむように、
一気に色々な話しをして・・・
そして、また会う約束をして、金沢を後にしました。
ホテルの部屋からの金沢駅
２泊目は、直市さん推薦の市内の宿に
泊まりました。
宿のあちこちに雨蛙が貼り付いていて可愛かった。
すっごく小さい。
１袋２合しか入っていない可愛い新米
買って来ました。
