モチーフつなぎ
今年に入ってすぐ、２０数年振りに再開した
編み物ですが、
もう秋だと言うのに、いったい何作完成したのか・・・
少ないので、数えるのは簡単なんです。
やっと４作目。
ところで母は、計算がすごく速かった。
私が答えを出す前に、すぐに出すので、
「すっごいねぇ、お母さん。早いよー。」
と言うと母は、
「私は、年中数えてるからね。」と笑いました。
レース編みで数を数えている時に、
話しかけると、
「あぁ・・・わかんなくなっちゃったぁー。
ちょっと待ってよ、今数えてるんだから。」と
よく言ったものでした。
いま私が同じ事を旦那に言っています。
数えながら編んでいる時、旦那に話しかけられると、
そんな事を思い出し、可笑しくなって・・・
わからない事があったら、母に聞けば何でも答えてくれた。
母はアイデアウーマン。
考え、なんでも試してみるのが好きでした。
好奇心旺盛で何にでも興味を持ち、
壊れた時計やラジオなども分解してみるのが
好きでした。
キッチン用品や、文房具が大好き。
変わったもの、面白いものが好きでした。
キッチングッズや文房具売り場に行ったら、
そりゃ大変です。
「これはどうなってるの？ はぁ・・・こうなってるんだ。」
「これはおもしろいねぇ・・・」
「これは何だろう・・・」
すべてチェックしてみるので、とにかく長くなります。
つき合っていると疲れます。
私が新しい服やバックなどを買って来ようものならば
「ちょっと見せてごらん・・・
ここにポケットがついて・・・
あぁ・・・こうなってるんだぁ。
これ、こうしたほうがいいね。」なんて
ひっくり返しまたまた細かい所までチェック。
母にとってはすべてが興味の対象なんです。
私 「あんまり、くしゃくしゃにしないでよ。」
（¬з¬）ブゥーーー
編み物以外でも、「こうやってみたらどう？」とか
「これはこうすればいいんだよ。」とか
アイデアを出す名人でした。
私 「そっか！ そうすればいいんだ！
お母さん、あったまいいー」なんて言って
ちょっと足りない娘が感心すると、母は、
「それでうまく行くかい？ ハハハ・・・
頭を使わなくっちゃね。」と笑いました。
お料理なんかも、テレビを見ていて突然思いつき、
「こうやってみたら美味しいのじゃないかな・・・
あ！ そうだ！ 早速やってみよ！！」
そしてその結果 （x＿x）
母 「だめだ・・・失敗」
なんて事もたびたび。
今では、アイデアを出してもらうどころか、
編み物のわからない所があっても、
聞く事も出来ません。
モチーフ編み、初めて繋ぎました。
どうやったらいいのか・・・答えてくれる人はいない、
しかたなくネットで。
ところが調べる前に、モチーフ楽しいな、
か〜んたんじゃな〜い♪ なんて
本もよく見ないで、繋がないでどんどん
編んじゃった。
待てよ！
そう言えば・・・思い出したのです。
母はモチーフが好きで、ベッドカバーや、ストールや、
スーツ、それにカーテンまでもモチーフで
編んでいました。
「段々重たくなって来ちゃって・・・」と
言っていたっけ。
そうだった、そう言ってた。
大きなものは、汚れちゃうので、繋いだ所は、
折りたたんで袋に入れていたっけ。
しまった！
あぁ・・・ほとんど編んじゃったぁ・・(;^◇^;)ヾ
「ハハハ・・・繋がなくっちゃだめだよ。」と
母が笑っていますね。
ここから先は目を細めて見て下さい。
あまりじっくり見ないように。
目も揃ってないし、本人気づかぬまま、
違って編んでる可能性もあるので、
アップの写真は撮りませんでした。
Aspen3 （アスペン）カシミヤ ビビットカラーにて、
「毛糸だま 2011 NO.152」より
55page の作品
本の作品は、リッチモア ポエージアと、
エクセレントモヘアの２本取り。
モヘアが入る入らないで雰囲気が変わります。
棒針編みあり、モチーフありで楽しい作品でした。
それに、遠くで見ると以外と可愛く出来上がって、
ヾ(=^▽^=)ノ
次は買ってあるベントカラーにて旦那のジャケットを
編む予定なのですが、
あーじゃだめ、こーじゃだめ、こういうのはやだ、と
リクエストが多過ぎて決まりません。
なのでほっといて、
とりあえず、同じ「毛糸だま」からラッフルファーを
編みこんだ面白い作品を編み始めています。
旦那のはいーつになるのか ┐('〜`；)┌
