峠の釜飯
先々週末の事です。
旦那が仕事で軽井沢に一泊で行ってきました。
今まで母と２人きりだった事は結構ありましたが、
たった１人きりになったのは久し振りです。
実は、その日が前から楽しみでした。
１人で好きな事が出来る。
編み物したり、ビデオを見たり、
出来たらブログ用の写真を撮ったりもしたいし、
母のもので見つからなかったものも少し探せたらいいな・・・
あれもこれも・・・あれもこれも・・・
旦那が出かけてから、とにかくやる事だけ
やって、それからのんびり好きな事をやろうと
思ったのですが、何だか結局大した事が出来ずに
あっと言う間に１日が過ぎました。
何をやってるのか私。
もっとやらなきゃならない事があるはずなのに・・・
３時・・・ずっと食べたかった新発売のインスタントの
チャンポンに野菜を入れて食べました。
なぜか前日からチャンポンを食べる事に決めていたのです。
この日はひどい雨と風。
雨だし・・・ワインを飲んじゃおう。
１人でワインを開けました。
ワインも入って、
夕方からは、根が生えたように動かず、
編み物してビデオを見て、
あぁ・・・体が痛いし、頭も痛い
時計を見ると、夜中の２時過ぎ
さあ・・・そろそろ動かなくっちゃ・・・
お新香漬けて、次の日の準備をして、
片づけて寝る支度。
眠れるのかな・・・
眠れました。
次ぎの日の朝、
７時起床。
昨日とうって変わって今日はやる気満々です。
今日は動けるぞー。
朝からバタバタしているうちに、もう旦那が
帰って来ちゃった
なんだ、もう帰って来たの・・・早いんじゃないの。
旦那が約束の横川の釜飯を買って来てくれました。
懐かしい〜釜飯♪
かつて遙かむかしの事。
従兄が祖父が一人で湯治に出かけていたのを
迎えに行き、その帰りに電話があって、
釜飯を買って来てくれると言うのです。
従兄 「何個いる？」
私 「え？ そうだねぇ・・・
１，２，３・・・ん・・・６個かな。」
今でも従兄が言います。
あのときは大変だったよ。
お祖父ちゃんの荷物と、釜飯６個持って、
首から提げて来たんだから。
さぞかし大変だったと御察しします。
何を考えて６個と言ったのか
いまだに不明です。
言われた通りに買ってきてくれた
従兄は金沢に一緒に行った従兄です。
申し訳ございませんでした。
今回は１個でした。
さっそく母に供えました。
「お母さん、峠の釜飯だよ。」
駅弁は母も大好きでした。
「いいねぇ・・・うまそうじゃないの・・・
たべよう！」
そう言ってるに違いない。
