うちの母は、ケセラセラ♪

父の命日/酔っぱらい夫婦を占うと・・・


先日、仕事帰りに旦那とちょっと飲んで、
良い気分♪で歩いていた時です。




「ちょっとちょっと・・・待って」



と突然誰かに呼び止められました。




驚いて振り向くと、
立ち上がって今にも飛びかかって来そうなほど慌てて、
私達を引きとめようとしたのは、
占いの人でした。




浅草には、あちこちに占いの人が点々といますが、
こんな風に追いかけられるように止められたのは
初めてです。



何かあるのかとちょっとびっくりしました。




占いの人 「ちょっとちょっとまって、奥さん
       徳のある顔してますね。
       いい目をしてる。

       ちょっちょっと、いいから、見てあげる」




私    「占い? いい、いい。 
       だめ悪い事言われると気になるから。」




立ち去ろうとする私達を追いかけて来て
引き止め、なかば強引に、



占いの人 「手見せて、う・・・ん、いいねぇ・・・。
       長生きするよ。
       手だけじゃない、人相も見るんだから。
       いい顔してる、徳のある顔だよ。」




占いの台と自分用の椅子もあるのに、
そこから飛び出して来て、
立ったまま、聞きもしない鑑定をべらべらと
しゃべりまくります。




占いの人 「食べ物に困らないね。

       旦那さんは、いい耳してるね。
       福耳だよ。」




勝手に旦那の人相も見始めました。



旦那  「(笑) 福耳じゃないよ。」




占いの人 「いいおでこだよ。
       艶がいいもの。
       晩年すごくいいねぇ。

       手見せて・・・
       旦那さんも長生きするねぇ。」




旦那と私は、大笑い。



占いの人  「一人2000円ね、二人で4000円。」




調子の良い人です。




旦那は、5000円渡して、
「はい、じゃあ5000円でいいよ。」




占いの人  「いいの? 5000円。
        やっぱり、気前がいいね。
        良い顔してると思ったよ。」



占いの人 「もっと見てもらいたかったら、15,000円ね。」



突然ドカンと値が上がりました。




旦那  「15,000円は、払えないな。」



占いの人 「そう、じゃあいつでも見て貰いたかったら、
       来て。」




少し、日本語になまりがありました。




私  「どちら出身なんですか?」




占いの人 「え?・・・・・・
       四国。
       知ってる? 四国?」



旦那、私 「・・・・・」



どう見ても、日本人の日本語ではありません。



まっいっか。



赤い顔した酔っぱらい夫婦は、いいカモに違いありません。




母がきっと笑っています。




褒めちぎられて5000円ふんだくられ、
それでも酔っぱらい夫婦は、
大笑いしながら帰りました、とさ。


チャンチャン






春だからと浮かれていては損をします。



今我が家は春満開です。


サツキが花をたくさんつけています。







父が好きだったシャクナゲです。
開く前が綺麗です。




盆栽の藤の花 



チューリップはもう終わりました。





ユリも大分伸びて来て楽しみです。





今日は父の命日です。



ヘッダーにも、小さく父が登場しました。

白内障の手術をしたばかりでサングラスをした
写真です。





23年前のちょうど今頃、父の会社に入った私。
元気だった父が突然、その翌年の今日亡くなりました。
途方に暮れた22年前でした。




夕べは、足が痛かった事もあって、
そんな事を思い出し眠れませんでした。



眠れなかったら起きて好きな事をすればいい、と
母がよく言っていたのを思い出し、
夜中の3時からお弁当作り。



今日のお弁当は豪華です。


竹の子ご飯、竹の子と生海苔入り卵焼き、竹の子の豚バラ巻き、
キャラブキ、山椒の花の佃煮、そら豆の甘辛煮
(すべて自家製です)




春には嫌な思い出ばかりで、春が嫌いな私ですが、
占いの方が言った事は、まんざらでもないかも。





しかし今日は眠い・・Zzzz・・・・・






いつもありがとうございます。
コメント頂けると励みになります。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ 母のケセラセラ♪フォトブログへ