うちの母は、ケセラセラ♪

落語に飛行機に橋に弁当


高校の時の友達が企画している夜のクルーズに
参加しました。




東京湾特別船上イベントクルーズ』



落語を聞きながら東京湾を巡ると言う
変わったクルーズです。




通常は、『羽田飛行機、東京ゲートブリッジ
コンテナ埠頭見学クルーズ』と言うのが主で、
今回は特に友達が企画したものとして、
それに加え、船の中で約30分落語が聞ける、
全部で約2時間のクルーズです。




19:30 天王洲にある桟橋から乗船



その日は小雨降る中、東京モノレールと平行する
京浜運河を抜けて(パンフレットより)
東京湾を巡ります。



仕事帰りに品川までは、結構遠く、雨も降ったり止んだりで、
正直なところ、ちょっと面倒になっていたのですが、




行ってみたら、想像以上に迫力満点で面白かった。




桟橋を出港すると、間もなく船の中に作られた高座で
落語が始まります。



桂 藤兵衛師匠の落語
話しは、「のめる」



「つまらねぇ」と言うのが口癖の人と、
「のめる」と言うのが口癖の人との掛け合いの話し。



口癖を言わない約束をして、50銭かけ、
相手に何とかそれを言わせて50銭巻き上げようとする



私は、最後のところで、落ちがわかってしまって、
ついオチを言ってしまいました。
こういう所は母に似ています。



私が何か言ったので、旦那が「え?なに?」と
私のほうを見て、



それでオチを聞き損なったと旦那が文句を言ってるところに、
お弁当が配られました。




前もって予約しておいたお弁当です。
お茶付きですが、その他飲み物は、
アルコール類でもなんでもその場で買えます。



でもお弁当を配られたのは、わずかに5人。



お弁当が頼める事を知らなかった人達が、
スタッフにお弁当を注文して断られたり、
子供が「お弁当のにおいがするね。」なんて言ってるのを
聞いて・・・




なぜか、強い視線を感じながら、5人は隅っこに固まって、
小さくなってお弁当を食べました。




お弁当を食べ終わると、デッキに出てみて下さいと言われ、
小雨降る中、言われるままデッキに上がりました。




デッキに上がると、羽田空港から行き交う飛行機が
頻繁に頭上を飛んでいて、



暗い闇の中をあたかも落ちてくるかのようで、
これは迫力満点でした。




そして、ライトアップされた、東京ゲートブリッジや、
レインボーブリッジに向かって行くにつれ、
間近に大きく迫ってくる橋。
その橋の下をくぐり抜けて行く時、真下から見上げるのも、
迫力がありました。













そして、お台場の観覧車も間近に見え、
コンテナ埠頭を通り。



2時間はあっと言う間でした。





夜の海にウォーターフロントのライトアップが輝いている中、
なぜか落語が始まり、突然お弁当になって、
デッキには、落ちそうな飛行機と、迫り来る橋、
そして乱立されたコンテナの間を船は進むと言う・・・



なかなか盛りだくさんの面白いツアーでした。





この企画と、クルーズのガイドもしている友達ですが、
婚活パーティのクルーズのガイドをしていた時の事、
なんと、船が着岸する時、ロープを渡そうとして、
漆黒の海に落ちたそうです。



「どうか、みなさんは恋に落ちても、海には落ちないように。」
と言ったそうですが、




落語クルーズではなく、婚活パーティのクルーズに
オチをつけてはいけません。



自分が、おぼれなくてよかったね。






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