うちの母は、ケセラセラ♪

古いノートと、店の出窓のカーテン

古いノートを見つけました。
店をやってた当時のノートです。




その年は、母が膝の手術をして入院した年でした。
約3ヶ月の入院で、母が痩せて行った事を気にして、
途中から私が食事を作って運ぶようになりました。




店を始めたばかりと言う事と、
病院が遠かったと言う事で、食事は父に届けて貰ったり、
私が店を開ける前の朝早くに届けたりと、
我ながら奮闘努力が伺えるノートです。




開店した頃は、週末になると、友達を招いたり、
また店と言う窓口が出来て、色々な方が訪ねて来て下さり、
その当時は、かなり料理をしました。




更に、入院している母に変わって父の食事の支度も
しなければならなかったのです。



父が好きなので、母がよく作っていた、ドジョウの
煮付けも作りました。



母に聞いて、鍋にドジョウを入れて蓋をして、
蓋の隙間からお酒を入れます。



暴れたドジョウが飛び出して大変だった・・・
もちろんドジョウちゃんは苦手ですー




ノートには、その他料理のメニューや、
母に聞きながら覚えようとした
レシピも書かれていました。



その中には、この間、従兄から聞いて思い出して作った
ご飯で作るお団子の作り方も記されていたのです。



《なんだぁ・・・ちゃんと書いてあったじゃないのー
 早く気が付けばよかった・・・》




4年半店をやって、忙しくなると、母も父もかり出し、
足りないものを買いに走ってもらった・・・




父は仕事から帰って来ると、庭に水を撒き、
そして、そのまま店へ来て、黙って座ると
私が、父専用のカップでカフェオレを出しました。




前にも書きましたが、父のカフェオレ代金は、
父専用の大きなカップと言う事で、特別高く設定され、
更に、娘の愛情こもったカフェオレで、おつりはチップとして
頂く事もありました。





そんな店の出窓にかけるレースのカーテンを
母は何枚も編んでくれました。




レースの本に「店の出窓のカーテン」と書かれ、
その寸法を書き記したメモも見つかりました。




レースのカーテンが明るい店ですね。と言われる事が
自慢だった母です。




店の出窓にかけていたカーテンです。
写真は以前アップしたものを使用しています。







いつもありがとうございます。
コメント頂けると励みになります。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ レースへ 母のケセラセラ♪フォトブログへ