バークにまかせろ/ガラスに映った人影
旦那が、ケーブルTVで、「コロンボ」を見ていました。
私もそのうち、なんとなく見はじめて・・・。
奥さんを自宅で首をしめて殺し、
その後、色々と偽装工作をしている犯人
見てるうちに、犯人役の人は見た事がある人だなと
気が付きました。
!!!
「この人、バークにまかせろの人じゃなかったっけ?」
と旦那に言いました。
旦那 「なに、そのバークにおまかせって?」
私 「おまかせじゃないよ。バークにまかせろだよ。
ジーン・バリー! たしかジーン・バリーじゃない?」
旦那 「そう? 知らないねぇ。」
私 「むかしやってたアメリカのドラマじゃない。
お母さんがずっと見てたから。」
旦那 「へぇ・・・見たことないね。」
映画が終わって、
配役の名前が出ると、
やっぱりジーン・バリーでした。
やっぱり!
旦那 「すごいねぇ。当たりだよ。
よく覚えてるねぇ。」
古い事はよく覚えているのが怪しい私です。
なんせ古すぎる。
私 「ほら・・・あそこ・・・なんてったっけ?
あそこで、あれ食べたじゃない。
この間テレビでやってたでしょ、
あの人誰だっけ? なんてったっけなぁ・・・」
最近の事はほとんどこーんな感じです。
しかし母は何でもよく覚えていました。
母に聞けばほとんどの事は解決できたのですが、
旦那と私の、とんちんかんな毎日、不自由な事ばかりです。
「忘れない為には、とにかく大きな声で言う事だよ。
みんなに言っておけば誰かしら覚えているだろうから。」
と、旦那はよく言います。
でも今は、誰かしらと言っても
家にいるのは、旦那と私の怪しい2人だけ。
かと言って外に向かって道行く人々に言う訳にいかないし・・・
あ!・・そう言えば、母が外に向かって・・・こんな事もあったっけ・・・
母 「ハハハ・・・なんだい、菜っぱとシャケだね。」
母がいてこその、【うちの母は、「ケセラセラ♪」】
段々載せるものもなくなって来て、
ブログをやめたい、やめよう・・・といつも言ってる私に、
旦那が言いました。
「お母さんの今まで載せた作品をまた載せたっていいのじゃないの?
遡ってみない人もいるだろうから。」と。
そんな中で、今日再度アップした写真を見ていたら、
あ・・・誰か映ってる・・・
ガラスに映った人影・・・
母を探して見入ってしまいました。
この写真は、2010年に撮った写真です。
ソファの手前には母がいるはず。
あの頃は・・・・
そう思わずにはいられませんでした。