うちの母は、ケセラセラ♪

再び峯子さんに会いに金沢へ その壱


昨年、偶然見たテレビ番組 「金沢芸妓ふたり」。
その中で峯子さんと出会い、母の面影を重ね、
どうしても一目会いたくて行った
金沢おどり。



今年もまた昨年同様、従兄と旦那と行って来ました。



そして、今年はもう1人ご招待。



昨年、金沢に行った時、「いきいき魚市」の
おばさんに、峯子さんの話しをしました。



峯子さんは、有名で知っていたけれど、
私に言われて改めて見たら、ほんとに母と峯子さんの雰囲気が
よく似てるのでびっくりした、是非見に行きたいと
言って下さって、1年振りにおばさんとも再会出来ました。




失礼ながら、おばさんと、つい言ってしまいますが、
美しいご婦人です。



『鮮魚直市』さんは、実家の家業だそうで、
弟さんが継いでいますが、手伝って欲しいと頼まれ、
嫁いだ後も手伝いに行っていて、そして母と私達とも
出会えたのです。



本当に不思議なご縁です。



母が最後の入院中、ベッドの中から電話して、
「声が聞きたくて・・・」と言ったのが
忘れられないとおっしゃっていました。




そんな訳で、今年の金沢おどり鑑賞旅行の旅、
再び弥次喜多3人旅に、金沢在住のご婦人が加わって、
賑やかに幕を開けました。




出発の日


従兄とは、列車の中で待ち合わせ。
それぞれが、お弁当やおつまみ、ビールなどを買い、
3人揃ったら、即宴会開始。



私達は、パン、おにぎり、お総菜、ビールを買いました。
従兄は、母も好きだった崎陽軒のシュウマイと
3人分(3種類)のお弁当と、ビール。




「はい、これは・・・くん用ね。」と渡されたのは、
肉好きの旦那用の焼き肉弁当でした。



旦那にこにこです。




旦那 「これ、美味しいよ。」



私もちょっと横目で見て、美味しそうだなぁ〜・・・



旦那 「ちょっと食べてみる?」



私 「ちょっとちょうだい。」



と手渡されました。


一口食べて見ると、美味しい〜・・・



私 「これ、美味しいねぇ。」



持ち替えようとしたとたん、
お弁当が傾き、 ぎゃ (;>_<)



上に乗っていた焼き肉と、
その下に引き詰められたそぼろのお肉と、
大きな煮卵、すべてが床に! あああ・・・(;>_<)



旦那 「ああぁぁ・・・ 
    なんだよー・・・(苦笑)」



私  「ああ・・・勿体ない、食べたかったなぁ・・・」



落ちているのを拾いながら、旦那の悲しそうな顔と、
私の悲しい心・・・



もっと悲しかったのは、綺麗に片づけたのに、
なぜかいつまでも良いにおいが、ただよってくる。



旦那 「良いにおいがするよねぇ。
    食べたかったなぁ〜。
    あの卵うまそうだったよなぁ〜。」




横目で見て笑っているのは、従兄。



のっけから、こんなでいったいどんな旅が始まるのか。



私のそそっかしいのは、お墨付き。



旦那はよく母に言っていました。


「おかあさぁん、産み直してよー。
 なんで、こんな変なの産んじゃったのー。」



母 「冗談じゃない、
   もう旦那の責任だから、私は知らないね。
   生まれた時はよかったんだから。(笑) 」





一口食べておいてよかった!
幻の焼き肉弁当





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