嵐の18日間
嵐のような18日間はあっと言う間に
過ぎました。
帰ると早々にメッセージが入り、帰りは8時間半で
サンディエゴに到着したそうです。
直行便が就航して本当に楽になりました。
後半遅れて来たカイのパパも一緒に
親子3人共に出国の時。
旦那の頬に自分の頬をぴったりくっつけて、
「おねがーい、一緒にサンディエゴに行って」と
ずっと言い続けていたカイです。
別れはいつも寂しく、悲しい。
出国の時のシーンはいつも同じです。
母も一緒に見送りに行った時も、
一昨年2月の最後の別れの時も、
その前の年の秋は・・・成田へ見送りに行きたいと泣いた母。
出国時、カイは何度も戻って来ては、旦那、グランマ、私と
ハグしました。
そして、見えなくなるまで手を振って。
嵐のような18日間をふりかえります。
前半、みんなで行った、伊東温泉。
今回、帰国が急に決まり、旅行は無理だと思っていましたが、
従兄が会員になっている宿泊施設で伊東の予約がうまく取れました。
みんなで行く伊豆方面への旅行は、3年前、母と一緒に行った
旅行以来です。
あの時は、伊豆稲取温泉でした。
ハプニングだらけの忘れられない旅行を思い出します。
そして今回は、
先発隊で、カイ、マミィ、グランマ、
従兄Hero**(カイがこう呼びます)の4人が行き、
金曜仕事が終わって夜出発の後発隊が、
もう一人の従兄Tako** (やはりカイの呼び方)、旦那、私の3名。
母はいませんが、いつもの7名の大所帯の旅行です。
散歩から戻り、
ホテルのプールで泳ぐカイです。
まるでカッパのよう。
背泳ぎで泳いで行って、途中でくるりと回転して
クロールもどきになります。
本当は、飛び込みたいけど、飛び込み禁止でした。
飛び込む時も、くるりと回転するそうです。
従兄Tako**と潜りの競争。
もぐっては、くるりと回転。
息が長く続きカイの勝ちです。
浴衣着るのを嫌がりましたが、
旦那が、「あっ、ジェダイみたい。」と言ったら
ご機嫌で着ていました。
2泊3日はあっと言う間でした。
来る時は、2班に分かれて来ましたが、
帰りは、全員一緒。
ところで、
私にとって、伊東駅には、まだまだ別の思い出がありました。
十数年前に母と2人で来た時の思いでです。
到着日は、時間が遅くて、気づく事はなかったのですが、
帰る日、伊東駅やその周辺を見て、
私は、少しの間、動けなくなりました。
心はその十数年前にタイムスリップ。
私には、あの時とまったく変わってないかのように見えた
伊東駅だったからです。
あの時も色々な事があったっけ・・・
帰り際、駅近くの海産物屋で、母がお土産に生ものを買ってしまい
持ちきれず、
仕方なくキャスター付きのバックにくくりつけようと、
母を駅前のベンチに待たせ、紐を買いに走った・・・私・・・
あのベンチだったかもしれない・・・
そんな事を想いながら、廻りをぐるりと
見渡しました。