うちの母は、ケセラセラ♪

糠漬けにナスはなす


今回、サンディエゴに持って帰れるように、
私が漬けたお新香は、
キュウリ10本、ダイコン1本、
ミョウガが、5パック(15個)、 ダイコンの葉、
カブの葉でした。




本当は、カブも漬けたかったのですが、
樽に入らなかったのです。




母のように、時間を計って、
出来るだけカイ達が家を出る寸前に出してパック出来るように
計算しました。



今の季節は、なかなか漬かないので、ダイコンは24時間ぐらいを、
目安に、ミョウガも同じぐらいです。
キュウリは、10時間ぐらい。



逆算して、
ダイコン1本を、四等分の輪切りにし、
それをまた縦に2つに切り、全部で8つに切ったのと、
ミョウガ15個を先に漬けました。


それから少し時間をおいて、カブ葉、ダイコン葉も入れました。



それで、もう樽はいっぱいです。
溢れんばかり。




母はどうやってあれだけの野菜を漬けていたのだろうか。




思い出し、考えてもわかりません。





あの時母は、ダイコン、キュウリ、ミョウガ、だけでなく、
その他に、カブ、キャベツ、ショウガ・・・なども、
マミィが持って帰れるように漬けました。




あの時・・・
綺麗に洗って、ダイコン、キャベツなどは適当な大きさに切られ、
ザル2つ、3つに山盛りになった野菜に布巾が
掛けられていました。


私  「すごいねぇ!」


母  「見ててごらん、これ、全部入っちゃうから。」



嬉しそうにそう言った母。





あの時も、糠樽はあふれんばかりでしたが、
でも、本当に、マジックのように、あれだけの野菜が
全部入ってしまったのです。




神業としか思えないほど。




しかも、持って帰るギリギリの時間に、ちゃんと漬くように
計算されて。




そして、切らずにそのままの状態で
パックしたものと、
また別に、すべてを一緒に細かく刻んだものも
真空パックして、持たせていました。





これはその時の写真ではありませんが、
こんな写真を見つけました。


2008年に、日常を撮ったものです。
母が、洗ってザルに乗せた野菜を漬けてる風景。







細かく細かく時間をかけて刻んだお新香です。




母の手・・・






みんな、母のこのお新香が大好きでした。
義弟も  「あのキャベツのお新香が食べたい!」



ご近所の息子さんが
「あのお新香ある?」「お新香貰いに来ました。」
なんて言って来たっけ。



下の写真は、キャベツ、ダイコン、カブ、カブ葉、
ミョウガ、ショウガを刻んだもの。



それに、キュウリが入って



軽く絞って鰹節をかけて




下の写真は、キャベツが美味しそう。
少しよく漬かったのがまた美味しい。
ダイコン、カブ、ショウガ、ミョウガ・・・
その時々で色々なものを刻んで入れます。







でもただ一つ、我が家の糠味噌に入った事がないのが
ナスです。


母が世の中で一番苦手なのがナスだから。





母 「ショウガとミョウガがたくさん入ってるから美味しいよ。」



母 「家の糠味噌は、ナスが入らないから綺麗な色なの。」









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