はい！ 行くぜ♪ 東北♪
昨年のちょうど今頃に行った秋田−青森に再び行って来ました。
昨年乗れなかった為リベンジでした。
列車大好き♪
今は廃止になった
寝台特急 「富士」「あかつき」「北陸」「北斗星」も
父母をも引っ張り出して乗った、自称なんちゃって鉄女。
旦那と乗った五能線。
これがよかった。
次ぎは、冬の秋田内陸縦貫鉄道に乗ろう！
「いくぜ！東北キャンペーン
♪ いくぜ！ 東北♪ レールに乗って♪
♪こりゃたまらんらん！」
指定駅で写真を撮ってツィートすると景品が
貰えるらしいと旦那は大ハリキリ。
ところが、出かけた日が悪かった。
１４日の大雪の明くる日でした。
新幹線の運行がみだれ、
続々と運休の案内が出る中、
掲示板にわずかに運行するらしき列車番号を
穴があくほど眺める羽目に。
どの列車にも、２時間以上の遅れと出ていましたが、
その時点ではすでに、３時間以上の遅れでした。
朝早く出てきたのに、時計を見ると、
もうすぐお昼。
聞いても、まだわかりませんの返事のみ、
情報がなく、動くのか動かないのかがわからないので、
食事に行く事も出来ず、寒い改札前でただ待つばかり。
体は冷え切って、
「どうする？ 諦めて帰る？
明日出直すか、或いは、全部やめちゃって、
日を改めて決めるとか・・・宿キャンセルして。」
「どうしたらいいか決められないね？
どうしよう・・・か・・・」
待てど暮らせど、情報なし。
待つこと、何時間たったのだろう・・・
「あ！ 出た！！」
私達の乗る列車番号が掲示されました。
掲示板には、《遅れるみこみ》 の他変更は出ていません。
「あぁ・・・とりあえず動くんだね。」
出ると決まれば、待ちます。
それからも待ちました。
そして、やっと乗る事が出来て、
乗ったら以外とスムーズに進み、
列車は、一生懸命走って
「なぁんだ、心配なかったね。」なんて、
乗ったとたんに、買っておいたお弁当を
一気に食べ、ビールとワインで上機嫌。
小声で歌なんか歌ってました。
調子に乗って、
「恋するフォーチュンクッキー」の手振りしながら。
だいぶ乗った頃、何度目かの車内販売が来て、
アイスクリームを買いました。
固かったので、溶かしながら食べてる時です。
アテンダントの女性が、通りすがりに、
「次ぎの盛岡止まりですので、お間違いなく。」
さらっと言いました。
「？ え？ いまなんか変な事言わなかった？
盛岡止まりって聞こえた気がするけど・・・
秋田まで行かないの？？？」
「すいません、盛岡止まりって言いました？」
「はい、次ぎの盛岡止まりになります。
もうすぐ盛岡に到着しますので、お忘れ物ないよう」
「え゛〜！！！ 聞いてないですけど。」
「ええ、いま決まったんです。」
「え゛〜！！！ 秋田行きの新幹線でしょう〜！
変更なんて何の放送もなかったよ〜」
大あわてで、アイスクリームをかっ込んで（冷汗）
「次ぎの盛岡で降りて下さい。
この後１１号が来ますから、それに乗って下さい。
ただ、情報がまだ入ってないので、
はっきりした事がわかりませんが、
だいぶ混み合ってるようで、座れない可能性があります」
「なんですと！
そんなバカな！」
とりあえず、全員降ろされました（涙）
そして、寒いホームに並ばされ、
また待ちました。
こんな時、ホッカロンは靴の中で冷たく固まって
まったく効き目がありません。
そしてそれからがまた酷かった。
結局１１号は来ないで、ニューこまち９号に乗り、
並んだ人は、全員座れたには座れたのですが、
新幹線がまったく動かなくなって。
強風の為、速度規制。
それにともない、列車がつかえていて、
出発出来ない。
そんな同じ内容の放送ばかりが車中に流され、
缶詰状態でした。
いったい着くのか、それとも列車で泊まるのか。
外はもう真っ暗で、窓に顔を近づけると吹雪いている。
心細くなって行きました。
５分、１０分動くと３０分から４０分止まる。
止まってるほうが長い。
そんな事の繰り返しでした。
みんな疲れ果て。
後の席から、
「これだったら、とっくにハワイに着いてるね。」
そんな声が聞こえて来ました。
あぁ・・・やっぱり自然をなめていてはいけなかった。
本来なら、昼には着いていたはずが、
結局、角館の駅に着いたのが、夜の７時過ぎ。
宿には何度も電話を入れておいたので、
駅で待っていて下さったのですが、
その日の宿泊者で同じ新幹線に乗っていたのは、
３組。
私達だけじゃなくて、よかった、 ほっ。
だけど明日は、秋田内陸縦貫鉄道動くのかな・・・
つづく・・・
