うちの母は、ケセラセラ♪

今日の日と3月7日


多くの方にとって、今日は忘れる事の出来ない日。
3回目を迎えました。





3年前の今日
私は家にいました。



その時は、母の葬儀の打ち合わせで、葬儀屋さんと
庭に出て会葬者の道順を決めていたのです。



旦那も一緒でした。



突然の強い揺れで、家の中の母を思わず助けに行こうと、
でもその時はもう母は静かに眠っていて・・・
そうだった・・・
もう心配する事はなかったね・・・



恐い思いをする事がなくてよかった・・・



そんな事を想い、




かつて、災害時の時はどうするかと家族で話しをした時、
母は、


「まず、それぞれ自分の身の安全を考える事。
 そして、安全になったら、この家に戻ってくれば
 必ず会えるから。
 私は足が悪いから、すぐにさっと逃げる事は出来ないけれど、
 誰かが必ず助けてくれるだろうから心配いらない。
 自分達の事を考えるように。」



そんな事を言っていました。




でも、昼間は一人で家にいる母。
あの時、もしも私が仕事に出ていたなら、
母が心配だったに違いありません。




昨年、三回忌を無事済ませ、七回忌まで法要はないのですが、
3月7日の、3回目の命日は、会社を昼までで終えて、
旦那と従姉と3人でお寺でお経をあげてもらいました。




そのあと、お清めの前に、入院中の親戚のお見舞いに。



牡蠣を食べてA型肝炎になったと言う事でしたが、
大分元気になっていて、
しかも私達がいる時に、コーヒーの許可も出て
みんなでコーヒーで乾杯して、外を見ると雪がちらほら・・・



「見て!雪が降ってる! 
 さっき、お墓参りしてた時、あんなに良い天気だったのに・・・」




みんな空を見上げました。




おしゃべりしてる間に、雪はやみ、
その後、湯島の金太楼で3人でお清め。



「何にしましょう。」と聞かれ
「今日のお薦めは?」
「そうですねぇ、赤貝、・・・」



「お母さん大好きだった赤貝」




「お母さん、よく歌ってたね。
 ♪ 赤貝、トリガイ、タコにイカ・・・♪ってね。 」



「赤貝がいいねぇ・・・って言うよ。」




たくさん食べて、たくさん飲んで、
そんな思い出話しで盛り上がりました。





そして、その翌日の事、

うたた寝していた私が久し振りに寝ぼけて、



目を覚ましたとたん
「おかあさん! おかあさん、どこ行っちゃったの!」と
慌てて母を捜し叫んで、気が付いた。



ああ・・・何やってるの私・・・やだ・・・




母が、うたた寝していると、
「お母さん、お母さん、そこで寝たら風邪ひくよ。」
と起こしていた私です。



母がいなくなってから、旦那を起こそうとして、
間違えて「お母さん、起きて!」と言った事もありました。










盆栽の枝垂れ梅が咲きました。










桜はまだもうちょっと。


お花見はまだ先だね。






桜の花びらのようにも見えるモチーフで出来た
ショールです。
満開の花が咲いたように、いったい何枚のモチーフなのか・・・


40〜50年前に、母が姪の為に編みました。
その時の日記です →  
モデルは、私の従姉(持ち主です)










いつもありがとうございます。