うちの母は、ケセラセラ♪

母の音・愛しの糠床


竹の子づくしなんて言うと大げさなんですが、
そら豆料理に続き、今年はじめての、竹の子料理を
作って見ました。





竹の子ご飯






若竹煮ならず、昆布と竹の子です。






煮物
竹の子、新牛蒡、人参、蒟蒻。






お味は、まあまあでした。





料理は昔から好きでした。
食べ物の好き嫌いが多かった私でしたが、
料理好きは母に似たのでしょう。




いつも台所で何かしていた母。
何を作っているのか、出来上がるのを楽しみに見ていたり、
教えてもらって、巻き寿司の練習もしたけど、
やっぱりこれは難しかった・・・。




母とよく一緒に巻いたのは餃子。
母は手早く美しく巻いて行きました。


私だって、それにはかないませんが、
それでも旦那が驚くほどなんです。
自称プロ並み。






夢うつつの中で、
どこかから聞こえる、トントントン・・・・
と、包丁で何かを切っている音がする。



ずっとずっとこの音が私の安らぎでした。
この音を聞いて育って来たのです。






旦那もまた・・・

母がいなくなってから、こんな事を言いました。


「台所で、引き出しを開ける音が聞こえるんだよ・・・
 あ、お母さんまた何かやってるな・・・って思って聞いてるんだ。」







近所の方が、

「お母さんの糠味噌、だめにしゃだめよ。
 私もお母さんから貰った糠床、大切にしてるの。
 毎日漬けて食べてる。
 美味しいよ。」




大丈夫、これは、しっかり守っております。




だって、私も食べたいもの。




それに、以前は、お新香が、それほど好きだった訳
ではない旦那が、最近では、
「今日のは、ちょっと漬かりがあまいね。」
なんて生意気な事を言うようになりましたよ。




母 「そうでしょう (笑)
   美味しいに決まってるんだから (ドヤ顔) 」




ご自慢の、丹誠込めた60年ものだそうです。




母 「不思議とね、家の糠味噌はくさくないんだよね。」



(^o^)





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