うちの母は、ケセラセラ♪

命日はお宝の山

命日、たくさんの方から、メールやお菓子を
送って頂きました。



いま母の仏前は、食べきれないほどのお宝の山。





友達が送ってくれたかき餅には、カードが添えられ、


「お母さんのかき餅はうまかったねぇ。」と書かれていました。






家で作ったお餅を干して、母はよく揚げたり、
煎ったりして、あられを作っていました。



揚げ餅を作ると、旦那も私も
「あ! またやった! だめだよ、太っちゃう。」


母は笑います。



すると、旦那は必ず、母が揚げた揚げ餅を人目に触れないように
隠します。
なぜ隠すかと言うと、目の前にあるときりなく食べてしまうから。



でも、隠し場所を知ってる旦那が
(当たり前なんです、自分で隠したのですから)
そっと出して食べてるのを見て
母は嬉しそうに笑いました。
してやったり!




友達が言いました。
「お母さんが、お餅を10枚ぐらい焼いてくれた事があってね、
 もう食べられないって言ったら、『なっさけないねぇ』って
 言われた事があったなぁ・・・」






そして、母が好きだった和菓子も届きました。
26年前に母が足の手術をした病院で知り合った方からです。






お礼の電話をして色々な話しを伺いました。




お母さんに出会えて幸せだったと言って下さって、
命日と戒名は書きとめてあって、忘れる事はないと。



命日の日、
「今日は、お母さんに作って頂いた
 ビーズのネックレスをつけて行こう」と思ったそうです。


『どんなのがいい? 何色がいい? 好きなように作ってあげる。』
と言って作って下さって、私の宝なの。」と言って下さいました。



レース編みも欲しいと言ったら、
すぐに、「いいよ。すぐに作ってあげる。」と
言ったそうです。



「2枚編んで頂いたの。
1枚はまだ使えなくて大切にしまってあって、
もう1枚は、使っていたら、洗ってもシミが取れなくなっちゃって・・・


それで、市販の染料を買って染めたら、すごく綺麗染まって、
今は、壁に飾ってあるのだそうです。




「だから、お母さんを思い出さない日はないのよ。」


母には、病気をされた時に本当に元気づけられたのだそうです。


「病人に、プレッシャーをかけるような事は絶対に言わないで、
 元気づけてくれた。
 お母さんには、本当に色々な事を教えて頂いて、
 私には、人生の師匠なの。」




母の事をそれほど大切に思って下さっているのを知り、
ありがたく、また嬉しくなりました。




「お母さんが宝をまいてくださったのだから、
 それは、すべて娘の***さん(私)に返ってくるのだから大丈夫」
と言って下さいました。




みんなのお母さんだった母。



うちの母の事は、誰もが「おかあさん」と呼びます。
従姉兄達も、近所の方も、お友達も。





一周忌の日の予報では雨でした。
でも、その日は雨は降らずにすみました。



納骨の時、それに順番にお墓をお参りして頂いてる最中も
雨では困ったなと思っていたのですが、心配なく納骨も済ませる事が
出来ました。




そして、命日も、昼間は晴れ間が出て、
従姉と旦那と一緒に、母が好きだったドーナッツを買って、
お墓の前でゆっくり母と話しをする事ができました。



ここの所、雨ばかりが続いていますが、母と一緒だと雨は
降りません。




近所の母の誕生日会のメンバーの方が言いました。
「お母さんと一緒に出かける時は、いつも晴れだった。」




やっぱり母には、晴れがよく似合う






大好きなかりんとう



最中に残月



梅にうぐいす






紫陽花





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